フレッツ光プレミアムでルータ利用時に
・インターネットに出られない
・非常に遅い
といった時考えられる原因のひとつとして考えられるのは、PPPoE接続時のMTUの問題が考えられます。
MTUとは、一度に送信できるIPパケットの最大サイズのことで、
通常
イーサネットでは1500程度
NTT東西 BフレッツやADSLでPPPoE接続する時はMTU値は1454
ですが
フレッツ光プレミアムでPPPoE接続する時のMTU値は 1438
となりちょっと低めです。
(ちなみに光ネクストは1454)
実はこのちょっとの違いが大きな問題で、
MTU値の不整合があると、ネットワークの途中でデータの分割(断片化)が行われ、データの再組み立て、再送信を繰り返し、
結果、実効速度が低下したり、まったく繋がらないといった現象が発生します。
CTUをルータとして利用している場合は、CTUがMTU値を自動で調整してくれるので問題ないのですが、
CTUにルータを接続する場合、
ルータのPPPoEのMTU値を1438にする必要があります。
ただし、最近のルータなんかですと、CTU同様、自動でMTU値を設定してくれますが、
機種によっては手動で、MTU値を設定する必要があります。
ちなみに、プラネックスのBRC-14VGなんかは手動で設定する必要がありますね。
うまくつながらない時がルータのMTU値を一度確認してみると良いかもしれません。