VPNソリューションパックをご利用のお客さまで
お客様にて回線を
フレッツ光ネクストファミリー → フレッツ光ネクストファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼
に変更したときのサポート対応の話です。
回線変更のとき気を付けないといけないのが
・プロバイダがそのままで使えるか
・ルータの設定変更が発生するか
・配線作業(つなぎ替え等)は可能か。(電話の主装置等を経由していてケーブルが抜けないとかはないか)
等を気を付けないといけませんが、
今回のケースの場合、VPNルータの設定変更、プロバイダの変更
は特に必要がなし。
新ONUと旧ONUは近くに設置されるとのことだったので
お客様にて
ONU側でLANケーブルのつなぎ替えだけで済む工程を
考えていました。
(ルータまで距離があるのでLANケーブルは流用)
【現状】
旧ONU———-VPNルータ
新ONU
【お客様作業後】
旧ONU
新ONU———–VPNルータ
で、実際お客様で作業していただくと、新ONUでVPNがつながらない
(というよりPPPoEセッションがつながらない)
という状態でした。
同じプロバイダをそのまま使う時、PPPoEのセッションが残っていて、再接続には5分くらいかかる場合があるので、
最初はその問題かと思いましたが
30分以上待ってもつながらないとのこと・・・・
ちなみに元のONUに戻すとつながるようでした。
考えられることとしては・・・
LANケーブルの差込が甘い? →問題なし
新ONUの故障? →NTTに確認したが正常
ONU、ルータ再起動してみる? →再起動しても変わらず
プロバイダは隼に対応している? →対応しているので問題なし
ということであと、考えられるのは流用しているLANケーブルになりますが
これがなんと
通常8芯のケーブルですが、4芯のケーブルでした
(カテゴリー3 or 5? のケーブル)
↓実際のケーブルではないですがこんな感じでした。
正直、この業界で仕事をするようになって10数年ですが、今まで実際に遭遇したことがないのでびっくりしましたが・・・
新ONUのマニュアルみると
対応しているLANケーブルは 8芯のケーブル が条件のようで
旧ONUは(機種名不明のため詳細不明ですが)、4芯でも対応していたと思われます。
ということでLANケーブルをカテゴリー5eのに変更したら無事つながるようになりました。
4芯のケーブルを使っているケースはかなり少ないとは思いますが
今後こういった回線変更時は注意が必要ですね、、、
といってもルータからリモートで、芯の数はわからないし、NTTから遠隔でONU見てもらってもわからない
ので、現地で直接確認するしかないですが、、、