ニュースリリース(新着)

新年おめでとうございます
　
旧年中は格別のご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます
　
—
昨年は例年以上にあっという間に過ぎ去ったと感じております。
　
忙しさはありがたいことですが、その内容が一昨年までとは
異なるものだったと感じております。
具体的には、最低賃金の上昇に象徴される賃金の上昇に対応するため、
お客様に提供するサービスの付加価値向上に取り組みました。
一部はすでにご提供させていただいておりますが、
今後も重要課題として取り組んでまいります。
　
昨年を振り返り、お客様の取り組みの特徴として以下の2点が挙げられます。
　
・DX推進のためのネットワークの整備
・サイバーセキュリティ対策
　
DX推進のためのネットワークの整備については、
スマートデバイス等でクラウドのデータを確認、
判断できるようにするためのネットワークの導入支援です。
これまでは主にインターネットや拠点間VPNといった
WAN（広域ネットワーク）を中心にご提供していましたが、
今年はDXに対応するためにLAN（局所ネットワーク）の設計に取り組みました。
特に無線LANをより有効に活用いただける構成となっています。
　
サイバーセキュリティ対策としては、
UTMやVPN機器のファームウェアの適正なアップデートです。
警察庁サイバー警察局の令和6年上半期の資料によれば、
中小企業の占める割合は73件中114件、64.0%に上ります。
また、感染経路としてはVPNが22件中47件、46.8%で最も多くなっています。
通信機器のファームウェア管理だけでサイバーセキュリティが守られるとは言えませんが、
第一に取り組むべき対象であると引き続き強く訴えていきたいと考えます。
　
社会の変化のスピードが増す中で、企業におけるネットワークの考え方も
変わってきていると感じています。
通信機器のファームウェアの更新についても、5年前には話題に上ることは少なく、
仮に話題にしても取り組まれるお客様は少なかったと思います。
　
安定的に賃金を上げていくための生産性の向上と、
継続的な事業活動のためのBCP対策としてのサイバーセキュリティ支援は、
これからの時代に欠かせない要素であることを確信しています。
私どもがお客様の取り組みの一助となれるよう、
社員一同新たなチャレンジをしてまいります。
　
本年も昨年同様にご指導、ご支援を賜りますよう、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
　
令和7年 元日
　
株式会社アーツネットウェーブ
代表取締役社長 太郎良 浩次
取締役会長 二村 清
取締役 宮崎 祥夫