新年おめでとうございます
旧年中は格別のご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます
最近感じるのは、クラウドをご利用になるユーザがかなり増えたということです。
以前は、検討はするが社内サーバを選択するケースがまだまだ多いと感じていましたが、
一つステップが上がって、クラウド導入が具体的に進んでいると感じています。
実際、総務省のデータでもコロナ禍の前後でインターネットの総通信量が約2倍になっています。
このデータはクラウドの利用増の裏付けになっていると思います。
業務を支えるシステムの在り方が大きく変化しているといえます。
そういう情勢の中で、私たちアーツネットウェーブに何ができるのか。
改めて考えますと大きく2点があげられます。
1つ目は、クラウド上のシステムを利用するのに適したネットワークの提供です。
普段当たり前のように使っているクラウドですが、
突然レスポンスが遅くなったりとまってしまったりして、
クラウド上のシステムにアクセスができなくなると、途端に業務に支障をきたします。
その原因の一つが通信障害です。
通信障害が発生した場合でもクラウドにアクセスして業務を継続するには、
通信障害という万が一の事態に耐えうるネットワークシステムが必要になります。
私たちアーツネットウェーブは通信障害というリスクを回避し、安心して、
そして快適にクラウドをご利用いただけるネットワークのご提供に注力していきます。
2つ目は、サイバーセキュリティ対策です。
最近も本当にサイバーセキュリティに関する記事を見ない日が無いほど、
多くの事例が報告されています。
サイバーセキュリティは100%の防御が不可能なものなので、対策に頭を悩ますことになるのですが、
私は、まずは基礎的な対策がとれていることが大事なことだと思います。
具体的にはルータ等の通信機器のファームウェアのバージョンアップにより、
脆弱性への対策がされている状態を維持することを挙げたいと思います。
(ウインドウズアップデートと同じですね)
最近のサイバー攻撃の原因の多くがVPNルータの脆弱性を突いたものであることは広く報道されています。
しかしながら一部の企業では導入したときの状態まま利用しているケースがあり、
バージョンアップの対応が遅れているのが実情ではないでしょうか。
私どもアーツネットウェーブとしては、
安心してご利用いただけるよう通信機器のファームウェアの管理を適正に行ってまいります。
世の中が大きく、そして速く変化をしていく中で、私どもも変化していく必要性を強く感じています。
とはいえ、小さな私たちができることは限られているのも事実です。
この速い変化に追随して社会のお役に立っていくために、お客様、
そしてお取引先様と今以上の連携をしていくよりほかはありません。
本年も旧年同様にご指導、そしてご支援いただきますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。
令和6年 元日
株式会社アーツネットウェーブ
代表取締役社長 太郎良 浩次
取締役会長 二村 清
取締役 宮崎 祥夫