【ご相談内容】
- 一部屋だけ無線が使えなくなっている。
- 前日雷があった。
【お客様情報】
- 「無線LAN構築保守パック」をご利用中のお客様。(POE HUBもご利用中)
*POE HUB…給電可能な通信を分岐する機器 - 愛知県/製造業
【対応】
- 状況確認のため、弊社(アーツネットウェーブ)からリモートで該当の無線AP(無線LAN機器)にアクセスしようとしたがログインできない。
Pingでの通信確認もできない。
無線APの電源が落ちてしまっている可能性が高い。 - お客様の配線図から、無線LANが使えなくなっている部屋の無線APの電源を供給しているPoE HUBを確認。
- PoE HUBへはログインが可能で、 PoE HUBの管理画面で、通信状況を確認。
該当の無線APが本来接続しているポートが反応無しの状態。
前日の雷の為、PoE機能に何らかの不具合が起きた可能性が高い。
- 配線図からPoE HUBの再起動によって通信断が起こる範囲を確認、お客様ご担当者と相談して再起動の許可を頂く。
- 弊社からリモートでPoE HUBを再起動。
- 該当のAPの通信が復旧。
【結果】
- 不具合が起きていた無線LANの通信が復旧。
該当の無線APに接続していた端末も、通信できるようになったことが確認できた。
【担当からのひとこと】
今回の不具合は、前日の雷により、過剰な電流が流れたため無線APが停止したのかもしれません。
そのような場合、原因ははっきりさせられませんが、今回のように再起動すると通信が復旧することが多いです。
今回は、原因追求より、少しでも早く通信が復旧することを優先し、PoE HUBの再起動を選びました。
通信全体の状況を確認できるPoE HUBは、通信状況がこちらでも分かりやすく、サポートもしやすいです。どこまでが通信OKで、どこで止まっているのか、原因箇所の切り分けも、段違いに早くなります。
通信機器は、予期せぬ原因で不具合を起こすこともあります。
HUBや通信機器の再起動は、専任者でないと、できれば触りたくないという気持ちもあると思います。
保守サポートをご契約いただいているお客様におかれましては、弊社にて原因箇所の切り分けをいたしますので、弊社までご連絡ください。
(ネットワークエンジニア)
保守サポートつきの無線LANサービス“無線LAN構築保守パック”について、まずお気軽にご相談ください。
貴社の状況を確認した上で、ご提案から構築、そしてその後の運用サポートまで対応させていただきます。
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