こんにちは。アーツネットウェーブの太郎良です。
「私たちは何者か~DNAで迫る現代日本人への道」
という番組を見ました。
私たちの祖先は東南アジアから海岸沿いまだ当時は地続きだった日本にたどり着き、
その後の地殻変動により、日本が島となったため、大陸との交流が絶たれ、
独自の文化を展開した、それが縄文文化という話でした。
その後、弥生時代や古墳時代になると大陸からの往来が始まり、
現在の私たちのDNAになっていくとのことでした。
これは何万年という時間の単位でのお話です。
当時の一生が何歳だったかはわかりませんが、仮に30年とすると
1,000世代の単位での話になります。
テレビの解説では
おそらくこれまで暮らしていた土地に、何らかの理由でいられなくなった一部の人たちが
新たな土地を探して移動していった結果、最終的に日本にたどり着いたのではないかと言っていました。
その当時の状況はもちろん今のように安全な移動は望めない、決死の覚悟での旅だったのだと思います。
自然災害もあったと思います。感染症にも見舞われたと思います。
行った先がどんな場所なのかわからない中での移動は本当に不安だったと思います。
それを乗り越えられたのはなぜか
私は、リーダーの勇気と一緒に旅をする仲間との強い連帯だったのではないかと思います。
今私たちは、そのときから数万年後の日本で暮らしています。
文明の進化は当時の人には想像もつかなかったと思います。
でも、未知の領域に挑む勇気と、それを仲間との連帯で実行していくことが大事なのは
今も昔も変わらないと思っています。
このような祖先のことを少し知ることができた貴重な時間でした。