WindowsLiveメールを含む、Windows Essentials 2012 が
2017 年 1 月 10 日 にサポート終了となりました。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13785/essentials-2012-release-notes
サポート終了と同時にダウンロードできなくなったぽいです。
サポート終了になったからと言って、Liveメール自体が使えなくなったりはしませんが
セキュリティ上おすすめしません(セキュリティホールが見つかっても、修正プログラム等が提供されないため)
そうすると、どうすればよいかですが
基本的には、別のメールソフトに移行 する
ことになると思います。
別のメールソフトのMSの推奨としては
>代わりになる機能としてお勧めのものはありますか?
>メールは、Windows 8.1 以上に無料の組み込みアプリケーションとして含まれています。
となっており、Windows7利用者はどうしたらよいかわかりません。
また、Windows8.1以上に組み込まれている「メール」というアプリもなかなかクセがありそうで
・基本的にはoffice365のアカウントが必要
(通常のメールアカウントと365のアカウントと紐づけて利用)
・POPではなくIMAP
(POP3のみ運用の場合、上記設定にて運用可能だが、動作は限りなくIMAP的に動作(覗くだけ))
・メールデータの移行は、outlook.comにアップロード等が必要
等
いろいろ移行も運用も大変そう。
そうなるとやはり、移行先の第1候補としては「outlook」になるでしょう。
ビジネス用途でPCを使っていれば、officeが入っていることがほとんどですから
別途購入が必要なケースも少ないと思われますし。
で、実際Liveメールからの移行(エクスポート)ですが、
同じMS製品ではありますが、すべて簡単に移行できるわけではないようです。
弊社でざっと調べたところ↓のような感じのようです。
エクスポート 項目 | 可否 | 留意事項 |
メールデータ | 可 | フォルダ構成は変わる (受信フォルダにインポートされるのではなく、移行元のフォルダツリーがそのまま新たに追加される。) ※outlookにもともとあった受信トレイとは別で、Liveメールの受信トレイができます。 |
アドレス帳 | 可 | エクスポート時に「名前」のフィールドのチェックボックスのチェックを外さないと、移行後に姓名が逆転表示される場合有 csvへのエクスポート時に文字コードを変更する必要有 |
署名 | 不可 | outlookにて手動設定 (テキストにコピーしてOutlookに貼り付けることは可能) |
アカウント | 不可 | outlookにて手動設定 |
振り分けルール | 不可 | outlookにて手動設定 |
※同一PCでの移行(エクスポート)を想定
ボタンポチッで1発でできるわけではないですし、移行できない項目もたくさんあるのでいろいろ大変ですね。。。。
XPサポート終了ほど大きく騒がれていないのは、たかがメールソフトと軽視されているのか、そもそもliveメールを使っている企業がすくないのかわかりませんが、
Liveメールをご利用の方は早めに対処をすることをお勧めします。