こんにちは。アーツネットウェーブの太郎良です。
先日、愛知学院大学名城公園キャンパスで「中小企業経営者から学ぶ経営学」という講座を担当させていただきました。
この機会は、私が所属する中小企業家同友会からの推薦によるものでした。
講座の林先生からは事前説明会で「大学だからと言って特に難しいことを話すのではなく、
いつも行っている経営について話してください」との指示をいただき少し安心しましたが、
私はまじめとは程遠い学生だったので、担当できるのか、学生たちにわかりやすく話せるのかとても不安でした。
私の講義のメッセージは、自社の経営から中小企業の経営の実態と可能性を理解していただき、
よくわからないからという理由で中小企業を切り捨てず、できれば中小企業も就職先の候補にしてほしいということでした。
確かに大企業はお給料も福利厚生も良いのですが、中小企業も社会のために貢献し、同僚や顧客と近いところで働くことができ、
そして自分から積極的に取り組めばやりがいを感じることができる発展性があるということ。
私はこれらのことを伝えるために、自分の経験を交えて話をしました。
大学で講義をするのは初めてで、途中で学生に話を振るような余裕もなく、90分間ほぼひたすら話し続けてしまいました。
受講してくれた学生たちに私の伝えたことが伝わったのかどうか不安でしたが、
後日いただいたレポートを読んでみると、私の伝えたいことについての感想や質問が多く寄せられていて、一安心しました。
彼らからの感想や質問は自社の経営においてもとても示唆に富んでおり、さすが経営学部の学生たちだと改めて感じました。
この機会をいただけたことに本当に感謝しています。
もしも今回の講義で出会った学生の誰かと何かの機会で一緒に働くことがあれば、それはとてもうれしいことです。
一人でも多くの学生が中小企業に目を向け、自分の豊かな人生を過ごしてもらえることを願っています。
愛知学院大学 名城公園キャンパス
https://mkc.agu.ac.jp/
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2024.07.16 Update